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2016.07.01 相梅雨

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「散々人を振り回しておいて今更なしとかはやめろよ蛙吹」
「………だって先生に脈なんかないと思ってたわ…」
「そりゃ気付かせないようにしてたからな」
「……じゃあどうして?」

蛙吹が大きな目で相澤を見上げれば、静かな苦笑だけが帰ってくる。
もう一度強請るように、相澤の服を引っ張れば、今度は小さな溜息が聞こえた。

「……あんまりお前が懐くからだぞ」
「あら私のせい?」
「そうだ。あんまりお前が周囲をチョロチョロしやがるから
お前が居なくなった毎日を想像したら、なくしたくねえなと思っちまったんだよ。
お前が……、よこでケロケロ言ってるのに、もうなれちまった。
だから、ずっと俺のそばにいろよ、蛙吹」

真っ直ぐに告げてくれる相澤の瞳が、本当の気持ちなのだと伝えてくる。
喉が勝手にケロケロと鳴った、嬉しさのあまり、だ。
でも、先生間違ってるわ。
ひとつだけ。

「先生、もう恋人同士なら、梅雨ちゃんとよんで」

喉をならしたまま、相澤の胸へと飛び込んだ。
「学校外でなら呼んでやるよ」
頭上からそんな言葉が聴こえてきて、また、嬉しさで喉がなった。

ああ、夢じゃない。
夢じゃないわ。
抱きしめ返してくれる相澤の腕の力強さが、決してこの事実が夢なんかではないことを 蛙吹に教えていた。




***
基本ルートが、生徒には絶対手を出さないぜ相澤が脳内にいるので
どうにかして別ルートで相澤先生から手を伸ばしてくれないだろうか???
と真剣に考える最近です。あと!!1巻ブルレイ買ったんですよーー!!!
梅雨ちゃんのドラマCD聴きたくて!!聴くの楽しみです(*´Д`)ハァハァ

(pict::相梅雨)

2016.06.30 相梅雨

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ワンドロお題@「手作り」

全く自分が好かれているなんて少しも思って居ない相澤先生とかでも萌えますね。
基本聡い先生妄想してるけど、実はそういうことに疎かったらそれはそれで可愛い。
毎回なんで俺なんかにもってくんだコイツは?みたいな思いつつ、うけとって、

「今日はネコにしてみたの。どうかしら。」
「うまいな」(ポリポリ)
「良かったわ」


「今日はカエル柄にしてみたの。先生どうかしら」
「うまいな」(ポリポリ)
「良かったわ」


「先生」
「ん。今日はなんだ?」
「今日はパンダよ、先生」
「毎回うまくつくるもんだなあ」(ポリポリ)
「美味しいかしら?」
「うまいよ」
「良かったわケロケロ!」

みたいなのを卒業まで続ける相梅雨可愛いね?????
少しも関係すすまねーのかよ!ていう笑。
卒業の日、やっぱりクッキーを持ってくる梅雨ちゃん。

「今日は調子実習はねえぞ?」て笑ってる先生に、
好きです、てかかれた大きなクッキーを渡してさ~~~!!!
先生の様子伺ってたら、
「知ってたよ」てみたことない顔で笑ってくれて
「あんなに持ってこられたら嫌でも気付くわ。あとで連絡先おしえっから、 教室で待ってろ」
て頭ぽんしてくれる。それから去り際に、卒業おめでとう、蛙吹。て言ってくれるやつ。
エンダーーイアアアアアアアアアアアアアアアア

結婚して!!あいつゆ!!
絶対相澤先生にフィルターかかってる気がするんだけど許して欲しい。

(pict::相梅雨)

2016.06.29 相梅雨

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「ったく、ちゃんと連絡いってねえのか……。蛙吹、大丈夫か?」
「……え、ええ。急に目の前に先生が現れるからびっくりしたわ」
「それ、買い物の荷物か」
「ええ、そう。これから晩御飯をつくらなきゃいけないの」
「そうか。持ってやる。かせ」
「別に大丈夫よ、先生。軽いのよこれ」
「いいんだよ。丁度おまえんちに行くところだったんだ。ついでなだけだ、ほら」

有無を言わせない体で、先生の手が私の腕からネギが飛び出ている袋を取り上げる。
「本当にいいのに……」
小さく呟いては見たが、聞き届けられなかった。
手ぶらになった私は隣の先生をチラリと見上げる。
相澤先生とネギはとても不釣合いで、少しおかしかった。
「なんだ?」
くすりと笑みががこぼれたのを目ざとく先生は問いただす。
「先生にネギって似合わないわね」
「まあな。久しぶりにナマモノをみた」
当たり前のようにそんな事を言うからまた少し噴出してしまった。

「ケロ!先生、固形物は全然食べないの?」
「外で食ったりとか付き合い以外は、あんまりたべねえな」
「先生、私、ヒーローが不精するのはどうかと思うわ?」
「不精じゃねえっつの。合理的におれは過ごしてるだけだ」
「ご飯、おいしいのに勿体無いわ」
「そういうのは外で食うからいいんだよ」
「そうかしら。おうちでもおいしいもの食べられたら幸せな気がするけれど」

私がそう見上げると、めずらしく相澤先生は小さく笑っていた。
「……ああ、そうだな。お前はいい家庭に育ってんだな」

そこで会話は途切れてしまった。
私はといえば、めったにみられない相澤先生の笑顔に少しだけ心臓がドキドキしていた。
先生もあんな顔をするのね。もっと笑ったらいいのに。
そんな事を思いつつ、他の誰にも見せないでほしい、などと反対のことを思ってもいた。

「蛙吹、ここか?」
先生のことばかりを考えていたらあっという間に家についてしまった。
「そうよ」
先生から荷物を受け取りながら、頷く。
「ご両親はまだ帰ってないのか?」
「そうね、帰りはもっと遅いの」
「……そうか。最後にして正解だったな。帰るまで待たせて貰いたいんだが、大丈夫か?」
「私は構わないけれど……。先生ずっと外で待っているつもり?」
「ご両親が不在なのに、俺が家に入るのはまずいだろう」
「それは逆よ先生。入れなかったら私が両親に怒られてしまうわ。中で待っていて。先生が嫌じゃないのなら……」
しばらく悩んでいるそぶりだったが、晩御飯作ってる間下の弟妹の面倒をみてもらえると私も助かるの、
と告げてみれば、渋々中へと入ってくれた。
台所で手際よく準備をしている後ろで、先生がしたの子達の面倒をみている。
とても不思議な光景に思えた。
小さい子は苦手そうにみえたけれど、存外子供全般は好きなのかもしれない。

折角だし、先生の分も一緒に作ってしまおう。
多分先生は、出されたものを食べない、という選択をすることはない筈だと思った。
なんだかんだ、本当はとても優しい人だと思うから。

トトトトトトト。規則正しい音が台所に響く。
自分にとっては当たり前すぎて何も思うことはないが、先生には違うらしい。
「器用なもんだな」
「ケロ!!」
「お。驚かせたなら悪かった」
背中の方に先生がたっている気配がするけれど、振り向くことは出来なかった。
褒められて、何故だかとても気恥ずかしかったのだ。顔がきっと赤くなってるわ。
そんな私には気付かずに、何の気はなしに先生が尋ねる。
「随分量多いんだな」
「うちはいつもこんなものよ」
「そうか」
先生はするりと台所から出て行き、待ちくたびれてる下の子達へもう直ぐできそうだぞ、と伝えていた。
嘘よ。本当は先生分多いの。
食べてくれるといいのだけど。


***


自分の前にまで並べられた料理とご飯を眺めて、先生は溜息をついた。
「……蛙吹………」
じろりと睨まれたが、ニコニコしながら、こう続けた。
「ご飯は、みんなで食べなきゃおいしくないわ、先生」
「……生徒の家でご馳走になるわけには行かねぇんだって……」
先生は困ったようにそう告げるけど、構わずに悲しげな顔で私は続けた。
「私が勝手に作ったんだだものね。先生が食べたくないのなら、しかたがないわ……」
「………………わーかったわかった。食うから、な。それでいいだろ」
「ケロケロ!」

私が嬉しそうに笑うと、先生は頭をポリポリとかいた。

それは照れているときの癖だって、私もう知っているのよ、先生。

美味しいって思ってくれるといいのだけれど、と思いながら私も自分のご飯へとお箸を運ぶのだった。




***
家庭訪問が!!!本誌で1!!描かれなかったので!!二次創作し放題ですよ!!!て思いました。

(pict::相梅雨)

2016.06.27 相梅雨

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ほほほほ本誌の展開がやば過ぎて。あと相澤先生の髪型アアアア
ウオオオオオオオオオオイケメソ!!!!!と思ってもえしにました。
こんな風にいろいろ思いつつ、私情が少し入るのいいなあて思いました。
最後の最後、(アイツちゃんと弱音はける場所とかあんのかな)みたいなこと思って欲しい。
先生として気にかけてる範囲なんだけど、個人的には無自覚にほんの少しだけ
矢印が出てても構わないくらいには思ってるけどどんな感じなんだろうなあ
先生が自覚したりするのって、あるのかなあ?あんまり想像がつかないなあ
クールな先生だし、そういうことは一切さとらせなさそう。
気付いたらもう好きだった、みたいな感じかなあ?

「先生はいつから私の事がすきだったの?教えてほしいわ」
「……さあな。考えたこともねえなあ」みたいな。
「いつからって線引きはいま必要か?俺はお前の隣に居るぞ」
みたいなメンタルイケメンな相澤先生的な妄想したらとても楽しかったです
もうデキてる未来妄想楽しいですね!!梅雨ちゃん二十歳で、先生35歳くらい?いいですね!!

(pict::相梅雨)

2016.06.25 相梅雨

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ワンドロお題「涙」



***
相梅雨の涙ってこういうのしか思い浮かばなかったよね…
あとはドライアイの先生が、乾燥でいたくて涙こぼすやつね……

(pict::相梅雨)

2016.06.24 相梅雨

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「どうした、蛙吹」
「隣に居たら邪魔かしら」
「別に。ンなこたねーけど」
「ならよかったわ」

「……相談なら聞くけど」
「特にないわ」
「あ、そう」




***
あいざわ先生が「あ、そう」とか、「ああ、そう…」とか言うの最高に好きな萌えツボだし
隣に座ってるだけで萌えるあいつゆすごい。

(pict::相梅雨)

2016.06.23 相梅雨

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「あー蛙吹……か?……悪いちょっと肩貸してくれ……ねみぃ………」
「!!!????????」




***

眠すぎて我を忘れる相澤先生的な。
数分うたたねしてから、バッ!!て先生目を覚まして つゆちゃんひっぺがして
「すまなかった蛙吹!!!寝惚けてッ…!!」
「……先生疲れてるのね、おうちでゆっくり休んだ方が良いわ」
「………あ、ああ……そうするわ……悪かったなみっともねえとこみせて…後生だから忘れてくれ」

て先生が頭抱えるのかわいいです。

(pict::相梅雨)

2016.06.22 相梅雨

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「……お前こんなことしてて楽しいか?」
「楽しいわ、先生」
「ああ…そう……」




***
みたいな相梅雨。ほのぼの公園デートしてるの絶対可愛い。似あう。
ワンドロお題「デート」

(pict::相梅雨)

2016.06.21 相梅雨

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何が、と言われても答えられない。
どこが、と聴かれても、しらん、としか言いようがない。
でも確かにその日、かすかにだけれど蛙吹の顔は精細さを欠いていた。
俺の目にははっきりと。
あとから派手なことをして失敗したと思わないでもなかったが、
気付いたときには体が動いていたのだから仕方が無かった。

腕の中の蛙吹を、じろっと見つめる。
「ケロ!?」
想ったよりもその体は軽かった。
普段から身軽であるとはいえ、こんなに軽いものだろうか。
そんなことをふと考えながら、驚いている蛙吹へと静かに告げる。
その顔からやはり間違いなどではないのだろうと、確信を持ちながら。

「………蛙吹お前今日体調悪いだろ。保健室行くぞ」

蛙吹はただただ驚いた顔をしている。
「……(……先生なんでわかったのかしら??)」
顔だけで何を思っているのか丸解りだった。
元からとても優秀な生徒ではあるが……。
優秀であるがゆえ、少しの体調不良ならある程度はこなせていたのかもしれないと想った。
―――まったく、とかすかな溜息を零して、抱きかかえる腕に力を入れた。

俺の生徒になったからには、限度をこえての無茶も無理もさせたくはないのだ。
蛙吹を抱きかかえたまま教室を出ると、後ろから女性徒たちの悲鳴が響く。
今度は聞こえてもいいかとため息をこぼす。

「あいつらうるせえな」
「……先生歩けるから自分でいくわ保健室。教室へ戻って」
「ああ?降ろす方がめんどくせえよ。大人しくしてろ」
「……迷惑かけたわね…ごめんなさい」
「そう思うなら今後は先に言っとけ」
「……でも今までは気付かれないから大丈夫だったのよ。この顔と表情だし……
気付かれたのなんかうまれてはじめてだわ。先生どうして気付いたの?」

大きな瞳で見つめられて、息が一瞬とまった。
でもすぐになんでもないような顔をつくろう。
何年プロヒーローやってると思ってんだ。

「……どうしてもなにも、いつもと違う顔してりゃ誰でも気付くだろ」

蛙吹は納得がいかなそうな顔をしていたが、それ以上は何も聴いてこなかった。
正直なところ、こうして空気を読んでくれる蛙吹にはたまにとても感謝している。
内心自分でも、よく気付いたものだと思っていたりするのだから。




***
相梅雨。抱っこ妄想文。

(pict::相梅雨)

2016.06.19 相梅雨

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抱っこ萌え。体格差最高に萌え。

(pict::相梅雨)